●事業主体の声

●お話を伺った皆さん活動に参加したきっかけ、参加してよかった点は?
 様々な分野の人が集うことにより、普段付き合うことがあまりない人たちと知り合いになれるのではないか、そして、人とのつながりができることで、いろいろな活動を知り、視野を広げることができるのではないかと思い参加しました。
 最近は、町外から催しに参加された方などから大森町が文化活動の盛んな町として認識されているとの話をよく聞くようになり、また、新聞などでも取り上げられるようにもなったことで、「赤レンガ蔵」の知名度が上がってます。

●施設の特徴は?
 利用者自身の感性で、自由に空間を利用できることです。ギャラリーでは展示物をどこに飾ってもいいし、ホールでは舞台をどこに作ってもいいことにしています。利用者の工夫でやりたいことがやりたいように出来るので、自分たちの発想を十分に表現できると思います。他の公共施設であるように利用制限がないことによるメリットではないでしょうか。

●活動の苦労点は?
 自主事業を開催する時には、町の広報に告知を載せてもらうなどのご協力いただいたり、情報の広がりは口コミが一番多いので、自分たちの足を使った口コミ宣伝をしたりと活動していますが、集客という点ではなかなか大変な苦労をしています。

●今後の展望は?
 ギャラリーとしての展示会の利用を増やし、常にギャラリーで何かやっている・蔵に来れば何かやっているという状況を作っていきたいです。
 そのためにも、2つの催しを同時開催し、相乗効果で盛り上げていくなどの工夫が必要だと思っています。
 また、利用者のニーズを聞き入れ、ニーズに沿った施設運営を継続していくことで、文化施設として定着させたいです。

●今後の課題は?
常勤スタッフを1名でもおけるような体制づくりが課題です。解決するためには、なにかしらの収益事業を継続的に行わないと見込めませんが、その体制は全く五里霧中です。



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